事故物件を売却するメリットとは?売却価格の相場は?

事故物件を売却することで得られるメリットについて説明します。事故物件は、殺人事件や自殺の現場となった物件のことで、手放したくてもなかなか売却が難しいという問題があります。この記事では事故物件の買取を専門にしている業者があることをご紹介すると共に、事故物件売却のメリットや価格相場についても触れていきます。

事故物件について

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事故物件は、不動産取引や賃貸物件の契約対象となるアパートやマンション、土地などで、過去に事件や事故により、その場で人が死亡した物件のことを指します。しかし、特定の判断基準があるわけではなく、自然死の場合は通常、事故物件と呼ぶことはありません。
もう少し詳しく説明すると、多くの「事故物件」とされる物件は、「心理的瑕疵物件」に属します。心理的瑕疵物件は、ごく稀に不動産情報を眺めていると目にすることがあるかもしれません。「心理的瑕疵あり」などと記載されていて、その物件では、

 ● 事件や事故により人が亡くなった
 ● 自殺や殺人事件があった
 ● 火災があった

などのほかに、

 ● 暴力団の事務所が近隣にある
 ● 嫌悪施設がある

ことが考えられます。嫌悪施設は、その名前のとおり、心理的に嫌悪されやすい施設のことを指し、たとえば「産廃処理施設」「ガスタンク」「火葬施設」「原子力施設」「刑務所」「小学校」などが挙げられます。もし、これらの施設があることが事前にわかっていたなら、この物件を購入することはなかった、という購入者心理、契約者心理に影響する要素が「心理的瑕疵」ということになるでしょう。それにしても小学校が嫌悪施設に含まれているのは不思議だと思う方もいるかもしれません。実は小学校や中学校などが近くにあると「騒音」が発生すること、そしていたずらを懸念する方が多くいらっしゃいます。心理的瑕疵は、人によっては感じ方に大きな違いがあることが特徴だといえるでしょう。

事故物件を保有している方へ

事故物件を保有している方の多くが、売却できずに困っているという悩みを持っています。これまでは、事故物件の売却はたしかに難しいものがありました。しかし最近は、事故物件を専門に扱う不動産業者も登場し、以前より売りやすくなったことは間違いありません。事故物件の売買は、不動産業者にとっても専門性が高い分野ですので、売却を考える際は、慎重に業者を選定する必要があります。事故物件は、非常に特殊な事情が絡むことも多く、プライバシーについて懸念するオーナーの方は少なくありません。
横浜を拠点に、関東エリアで事故物件の買取を行っている「事故物件買取.com」は、土地、店舗から新築の一戸建てまで、さまざまなタイプの不動産を扱う総合不動産業者を母体にしています。そのためノウハウが非常に豊富で、安心感のあるサービスを提供してくれます。迅速な査定と徹底したプライバシーへの配慮、高価買取をモットーにしていますので、関東エリアで事故物件をお持ちの方は、ぜひ連絡してみてください。

事故物件を買取サービスに売却するメリット

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事故物件は、以前よりもかんたんに売却ができるようになりました。買取専門業者が増えたという事実が、それを物語っています。2016年には、かつて殺人事件が起こった邸宅に1,000万円以上の値が付いたケースもあります。そこで事故物件の売却にお悩みの方へ、売却することで得られるメリットについてご紹介します。

速やかに現金化できる

事故物件を不動産業者の仲介で売却することは、現在でも容易ではありません。事故物件を売却する場合は、買取サービスを利用するのが得策です。これまで売ることができず悩みの種でしかなかった事故物件も、速やかに現金化することが可能です。

精神的苦痛からの脱出

事故物件を保有し続けることは精神的苦痛です。一つ大きな荷を下ろすことができたことで、精神的な苦痛から逃れることができます。

価格交渉ができる

不動産業者に売却の仲介を依頼するケースでは、ほぼ売却価格の交渉をすることは不可能です。実際に業者に査定してもらう買取の場合は、査定価格について交渉することが可能です。

物件に出かける回数は最低限で済む

業者に買取を依頼する場合は、物件に出かける回数が抑えられるというメリットがあります。仲介を依頼する場合は、物件購入に興味を持つ人が現れる度に内覧の対応をする必要があります。ただでさえ売却の難しい事故物件ですから、販売が長引くほどにその負担は増します。業者に買取を依頼する場合、最低限で済みます。

事故物件近隣住民への配慮

事故物件であることは、近隣に住む住民の多くに知られていることであり、今後の動向に注目している住民はとても多いはずです。事故物件を保持し続けたとしても、今後、どのような噂が広まるかわかったものではありません。買取専門業者に買い取ってもらう場合は、あまり近隣を騒がせることなく、静かに物件の買取から引き渡しまでを終えることができますが、仲介業者を利用する場合はなかなかそうもいきません。オークションなどで近隣をざわつかせてしまうことも考えられるので、近隣への配慮という意味でも買取専門業者への依頼はいいアイデアだといえます。

事故物件の売却相場について

事故物件と通常の物件にはどの程度の価格差があるのでしょうか。事故物件にも当然、心理的瑕疵を考えなければ、相当の価値を持つものもあります。アクセスの良さ、設備などは事故物件においても考慮されます。問題は、心理的瑕疵がどの程度のマイナス要素になるのか?ということになるでしょう。

物件に魅力があればマイナスの度合いも小さい

事故物件においても設備やアクセスなどは考慮されることは前述のとおりです。これらを重要視している人は多いので、彼らにとってのプラス材料であれば、同クラスの通常物件に近い評価をしてくれる可能性もあります。ただ、「物件の魅力」は人によって異なることが難しいところです。事故の内容、たとえば共用部分での自殺でも受け入れられる人、受け入れられない人は分かれます。事故物件は、人の感じ方の違いで大きく価格が上下する物件だということができるでしょう。

事故物件の実際の相場観

事故物件と、同クラスの通常物件の相場を比較する場合は、事故の内容により割引率を考えるのが一般的です。 孤独死や自然死の場合は、物件の評価にそれほど大きく影響することはありません。自然死の場合は、事故物件に含めない不動産業者もあります。通常、このタイプの事故物件の場合、通常物件よりも1割から2割程度割引した金額が相場になります。 自殺があった物件の場合は、通常物件よりも2割から3割を引いた金額が相場になります。
さらに事件性の大きい殺人事件などが起きた物件では、通常物件よりも3割から5割を引いた金額が相場になります。

事故物件は専門業者への買取依頼がメリット大

事故物件は専門業者への買取依頼が、メリットも多くおすすめです。査定から買取契約を締結するまでの流れもシンプルで、これまで頭痛の種だった事故物件を速やかに現金化することができます。事故物件は、買取専門業者の登場により、現金化することが比較的かんたんになってきました。また、何よりも大きなメリットは、現金化と同時に精神的な苦痛からも解放されることです。現在はインターネットでも、事故物件買取の専門業者をかんたんに探すことが可能です。業者選びに慎重を期す必要はありますが、今、もっともおすすめできる方法であることは間違いありません。